2025/09/12
最近暑い日は続きますが、暑さ対策はできていますか?一歩外に出ると汗が止まらないですね。
私たち人間だけは汗をかくことで体温調整しています。犬や猫も暑いと汗をかきます。ですが体が汗でびっしょり濡れることはありません。
実は、汗をかく場所や体温調節の方法が犬や猫は人間と異なります。
汗をかく場所
<犬>
・足の裏の肉球
・鼻の周辺
<猫>
・足の裏の肉球
人と違って全身で汗をかくことができません!
肉球や鼻周囲でしか汗をかけないためこれだけでは体温調節としては不十分です。そのため汗をかく以外にも別の体温調整方法があります。
汗以外の体温調節方法
<犬>
・パンティング
ハァハァと口を開けて浅く早い呼吸をします。これにより、口の中の水分が蒸発し、体内の熱を逃がす仕組みになっています。暑い時や散歩後等によく見かけます。
<猫>
・毛づくろい(グルーミング)
・涼しい場所に移動する
毛をなめることで唾液が体表面に広がり、それが蒸発する際に熱を奪うため、汗をかかずに体温を下げることができます。
また、日陰や涼しい場所に移動することで、自ら快適な環境を選ぶ習性もあります
今回ご紹介したように、猫や犬は限られた部位でしか汗をかけず、人間とは異なる方法で体温を調整しています。
人も動物も熱中症にならないように気を付けながら残暑を乗り切りましょう!


